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面会

by 左手

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1.
02:03
最初の日の話 有りっ丈のジョーク携えて どんな顔すればいいか分からないの どんどん出来る轍 是も非も一緒くたにして 抱き締めれば悪い癖も治るかな? さ、此処へ来て もっと聞かせて キミのことを 指折り数えて 好き?嫌い? 好き?嫌い?
2.
ヒビの入った鏡を持ってる 都合の良い見え方 競り合った深層心理を 模倣して 偽装して 繕った反感 小さな プライド優先して 本当に僕が迎えるべき 愛 無い振りしてるんだって 言われた いつか キミに面と向かって 歌を歌えるように 全脳細胞働かせる 外連、未練も捨ててゆけるように 一切合切もう 混ぜ合わせる 「自分」くらいは他人に任せぬように ありきたりな言葉も本気で 言えるようになったって会って伝えたい ハッとしてぱっと振り返るたび 苦くて切ない味でむせる 自分の声が聴こえてないのに 聴こえるふりして 本当の僕と一度だって 相対した事ないんだって 気付いた いつか 君に面と向かって 「好きだ」と言えるように 全脳細胞働かせる 外連、未練も捨ててゆけるように 一切合切もう 混ぜ合わせる 「自分」くらいは他人に任せぬように ありきたりな事でも本気で 願うようになったって会って伝える 僕の中はいつもがらんどうで 目的とか理想なんて無くて 呆れるくらい人任せだった かもしれないけど あの日 君と出逢ってその声を聴いて 一緒に音を鳴らした途端に 暗闇だった目の前が急に 色付いて見えた事は確かに 誰が何と言おうと本当で これだけは心からの言葉だって 言えるから 全脳細胞働かせる この歌が 君に届くように 全脳細胞働かせる 外連、未練も捨ててゆけるように 一切合切もう 混ぜ合わせる 「自分」くらいは他人に任せぬように ありきたりな言葉も本気で 言えるようになったって会って伝えたい
3.
炊事洗濯に精を出す私 根気良く働く 安定良妻イズマイライフ 安定良妻イズマイライフ イェー センチメンタルに恋をする私の 魅力分からず 不安定乙女イズマイライフ 不安定乙女イズマイライフ イェー 言われた「見かけは良い」 見てほしいその奥 奥 込み上げるのよドクドクと シュレッダーにかけたい 弱い気持ちを超強く 磨くセンスは独特 いいように決まってしまってる 「良い女の子」の定義 どっち側に進めば良い? 人知れず葛藤中 不器用に頑張って どっちつかずになって 泣いちゃうのは絶対やだ 泣い泣泣い泣泣い泣い 考えが絡まって 時間ばかり経って キミにまだ近付けて ないなないなないない 経験値ひとつ稼ぐにも 何通りもあるのが人生 あやふやなまま出すウィンカー 今日も迷い続ける ガールズドラゴンロード 大体最近の世間はあんまり女性に厳しすぎとちゃうか 大概の事を「女がやるべき」だって押し付けてるやんか 自分の理想が全然違う のをダメだと勘違う 鵜呑みにする女も女やアンタはアンタの個性残せよ とは言ってもやっぱりデキる女は輝く 安定良妻イズマイライフ 安定良妻イズマイライフ イェー センチメンタルに恋をする私 もう何も分からず 不安定乙女イズマイライフ 不安定乙女イズマイライフ イェー 自分勝手に決まってしまってる 「良い女の子」の定義 どっち側を選べば良い? なおもまだ葛藤中 不器用に頑張って どっちつかずになって 泣いちゃうのは絶対やだ 泣い泣泣い泣泣い泣い 考えが絡まって 時間ばかり経って キミにまだ近付けて ないなないなないない 経験値ひとつ稼ぐにも 何通りもあるのが人生 あやふやなまま出すウィンカー 今日も迷い続ける ガールズドラゴンロード
4.
才能 05:17
傀儡の声に括り付けた曖昧な言葉など 快活に響き渡るとて君らには届かない 誰の才能?俺の才能? 犇めき合っているよう 誰の才能?彼の才能? 囁き合っているよう 皆が皆心の奥まで惜しみも無くひけらかす 快適な環境で俺達は生きてきたわけじゃない 誰の怠惰?俺の怠惰? 疑い合っているよう 誰の怠惰?彼の怠惰? 押し付け合っている 壇上で感情に身を任せて 叫ぶような歌ばかりじゃない 対等な関係になるには ただ歌わなくちゃな 感情に身を引かれて 涙を流す程ヤワじゃない 対等な関係になるには 歌わなくちゃな 最下位か首位か そんな事は 眼中に最早無い 背水の陣で眠りかけた プライドが目を覚ます 誰の才能?俺の才能? 犇めき合っているよう 誰の才能?彼の才能? 囁き合っている 壇上で感情に身を任せて 叫ぶような歌ばかりじゃない 対等な関係になるには ただ歌わなくちゃな 感情に身を引かれて 涙を流す程ヤワじゃない 対等な関係になるには 歌わなくちゃな
5.
暗い顔してる君を撫ぜる色々な言葉 黒い色も白い色も混ぜるあやふやな讃歌 まただ ただ ただ 朽ちゆく想いの残り香ばかり唄って 浅はかなまま その中の対価には触れられずに 砕いても砕いても知り得ない本当の意味が 繋いでも繋いでも足り得ない温もりの在処 まただ ただ ただ 朽ちゆく想いの残り香ばかり歌って 浅はかなまま その中の対価には触れられずに 消えてもいい理由の方が どう考えたって多いから たったひとつの願いだけ 叫んでみたんだ ただ抱いていてほしいの まだ咲いていてほしい色 些細な事でぷつり切れる明日への期待が 「些細な事」とあしらわれる足枷を繋いだ まただ ただ ただ 朽ちゆく想いの残り香ばかり歌って 浅はかなまま その中の対価には触れられずに 消えてもいい理由の方が どう考えたって多いから たった1つの願いだけ 叫んでみたんだ 逃げてもいい理由の方が 役に立つような毎日さ たった1つの救いなんて 欲しくないんだ ただ抱いていてほしいの まだ咲いていてほしい色
6.
7.
Human being 億々余 ディスプレイの灯りが透ける帳 You can be linked 続々と 集団の中でだけ生かされる 此方においでダーリン 駆けるダクトに於いて僕ら混ざり合う 其方に行くよハニー 付けてハッシュタグいつもの証明さ キミの考えてる事全て 青い画面に綴られてある ボクの考えてる事全て 触れてくれたら教えてあげる 良いことも悪いことも連れて 行ってあげたいよ この際だからさ ここを抜け出して さ、さ、さ、 sci-fi伝いたいよ今キミに 画面越しの愛なぞ要らないわ 千客万来のお持て成し キミひとりのために全部あげるわ アドバイス手こずっているキミに 「USBの上下が逆ですよ」 バイバイ超曖昧な日常に 足りないものは なんにも無いのよ オイデマセ今夜 Human being 億々余 さっきから流し目でチラリチラリ Time is comming 刻々と いつかは全部教えてあげる 此方においでダーリン 泳ぐタクトのように両手を取り合う 其方に行くよハニー 既にタイムアップすぐに有頂天さ キミの考えてる事全て 全て私が書き換えてやる ボクの何から何まで全て 触れてくれたら教えてあげる 良いことも悪いことも連れて 行ってあげたいよ この際だからさ ここを抜け出して さ、さ、さ、 sci-fi伝いたいよ今キミに 画面越しの愛なぞ要らないわ 千客万来のお持て成し キミひとりのために全部あげるわ アドバイス手こずっているキミに 「USBの上下が逆ですよ」 バイバイ超曖昧な日常に 足りないものはアナタ以外には無いのよ オイデマセ今夜
8.
ドラマチックな成功夢見て紡ぐ音 その全部が私の喉を一度経由して響く プラスティックのパッケージを見てニヤけ面 その時からあんたは私の虜なの まだ覚えてる コケティッシュな目線を投げてるつもり? 操ってる方は僕なんだと分からせてやる トキシックに 僕を狂わせたのはあなたさ 絡まってる十の指に伝う赤いケーブル しどろもどろな口論の勝者 [GEN](ジェンダー)下げる操作は無造作 妙にHi-Fi目も眩みそうな give and takeをしまくって 「当然尻に敷いてるのは私の方だ」 奪い合ってるこのコントローラ 凸凹な関係を真っ直ぐに リレーショナル・コンプレッサー おねがいコンプレッサー レトリックな事は何も思い付かない その質素な発想力をまずどうにかしてよ あなただってちょいちょい変なバグばかり寄越すでしょ いつかビッグになるよ キミの力使わせてよ 上がり下がりの不安定なコーラス 年々上がってく調声のボーダー あえてLo-Fi途方に暮れそうな give and takeをしまくって「当然 使役しているのは僕の方だ」 奪い合ってるこのコントローラ ちぐはぐな関係を真っ直ぐに リレーショナル・コンプレッサー おねがいコンプレッサー
9.
始めに 言葉ありきと書いて 僕に伝えたい事は無くて 意味も何も無いのにアンモナイトのように ただ浮力があった 忘れてしまう事を選んで 身体は浮き続けていくもんで キミの勘も解も途端に舞い込むよに 必要になった のらりくらり 僕らの 絡まった感情も自然の 摂理なら 目の前のキミにどんなに顔して 笑ったり怒ったりしたらいい? 怪奇かい?機械であることも この機会に感じて欲しい 期待したい"違い"に溢れてこそのデミヒューマン 痛いくらい理解されぬ齟齬も その時代時代のメモリー 愛し合い慈愛に塗れてこそのデミヒューマン キミがエンターキーをキッカケに 時にダブルクリックをキッカケに 歌い出したり 歌詞を読んだりするみたいに 僕は嬉しいことをキッカケに 時に悲しいことをキッカケに 調子付いたり嘘をついたりするのかもね しどろもどろ 僕の言う キミへの感情はその都度違うのに 目の前の道がどんな色でも 嫌がったり阿ったりしないから 怪奇かい?機械であることも この機会に感じて欲しい 期待したい"違い"に溢れてこそのデミヒューマン 痛いくらい理解されぬ齟齬も その時代時代のメモリー 愛し合い慈愛に塗れてこそのデミヒューマン 大嫌いになってしまう程 使い古したあのメロディ 勘違いしそうな彩度で 色を放つ 怪奇かい?機械であることも この機会に感じて欲しい 期待したい"違い"に溢れてこそのデミヒューマン 痛いくらい理解されぬ齟齬も その時代時代のメモリー 愛し合い慈愛に塗れてこそ確かになる キミはデミヒューマン
10.
目覚めたばかりのキミの 髪型で今日の日を占う 世界はまたキミの為に 街に新しい色を溶かす 僕もその一部だ 何も知らない僕は キミの仕草に惑い続ける 呆けた僕の表情を 横目にキミは煙草をふかす 2人で繰り返す 自問自答のループに ゴールはいらない 目と目で交わす約束も Ah 目の前が見えなくても いつかの Ah 確かな声教えてくれる 最後のページ 初めて感じた痛みだらけでも キミが手を引いてくれる 軽やかに靴音踊らせて 声にもならぬ声を 合図にして指を絡ませる 追い求めるからこそ 見つけ出すこと拒み続ける 2人が見違える くらい大人になっても 変わることない物... Ah 迷わずこの胸を締め付ける痛みも Ah 求めずとも側にいてくれる キミへの賛辞 Ah 目の前が見えなくても いつかの Ah 確かな声教えてくれる 最後のページ 初めて感じた痛みだらけでも キミと手を繋いでいれる 軽やかに鼓動を響かせて

about

ボカロP・左手の、2枚目となるフルアルバムのDL版です。動画サイトでの最新曲や書き下ろし楽曲を含む10作品で構成されています。

ジャケットイラストは燈砥氏、マスタリングはボカロPのとーず氏が担当しています。

credits

released October 11, 2019

作詞・作曲:左手
アートワーク:燈砥
マスタリング:とーず

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