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MIKUHOP LP3

by V.A.

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1.
空はさやかに水は清らかに 私の心穏やかに 白く閉ざされた世界は 広く照らされてぽかぽか 超さみーって重ね着 してたのが嘘みたいに晴れ渡り 破れた服を僧院でSewing したら行こうよGoingお外に 遥か昔からここにあった でも不確かなシャングリラ 今なら線路が伸びてスイスイ ヒマラヤ遍路も行きやすい 日和ヶ丘に桃の花 着の身着のまま駈け出せば 愛しのあなたにぶつかって 意図せず芽吹く恋の種 あの山にもこの街にも 変化の風が吹いている あと少し手を広げてMore and more 私の体春になる ひとひらの憂いを見せて 舞い上がってく花弁は きっと今の想いを乗せて 遥か向こうへ飛んでいくの 今日も今日とてぐるぐる廻る マニ車に想いをはせる でっかいアイツはポタラのキューちゃん 絶対入れば大迷宮じゃん 体が冴えないなんだか切ない チベットスナギツネは飼えないって 母さん言ってたSo Sad なんで思い通りにいかないのさ 散歩したいけど体がだるい そんな時におすすめしたい じっくり煮出したバターティー 栄養届く体内に 曖昧に感じたあの言葉 今は意味を知ってるから 昔と同じこの場所で 始まる心の雪解け あの山にもこの街にも 変化の風が吹いている あと少し手を広げてMore and more 私の体春になる ひとひらの憂いを見せて 舞い上がってく花弁は きっと今の想いを乗せて 遥か向こうへ飛んでいくの 通りゃんせ 通りゃんせ ここはどこのチョモランマ テンジン・ノルゲイ スーパーシェルパ
2.
真っ赤に駆け巡ったカフェインとアルコールと 夜通しの徒労もすっかり白けちまった明朝 ほろ酔いの蟷螂と巧妙な蝶々のしょうもない恋模様の勝敗は今宵もドロー 大気圏ごしに届いた紫外線にグローする朝露に浸かる女郎蜘蛛の巣を 震わせる時刻表通りの始発の高らかなアナウンスがプロローグ 徐々に上昇する太陽と外気温 ゴウゴウと室外機の始動音 森羅万象有象無象魑魅魍魎と公共の諸々の茹だる正午過ぎたあたり 照りつける光量に朦朧と木霊するサイレン注意喚起光化学スモッグ サイダーの気泡にも金魚鉢のあぶくにも噴水の飛沫にも ひとつひとつコピーされた大量の太陽から街中を逃げまわって 結局正気なんて保てない まさかの相合傘 やむにやまれぬ劣情が 結露して汗ばんだ手のひらを握りしめる 唐突の降雨 無影灯の下にすれ違う雨傘が受信するラブソングに恍惚 億兆の雨粒のカプセルに包まれた極小のパラレルワールドか小宇宙 ひとつぶははやがて路肩に吸い込まれ忘れ去れば 振り出しだ予報通り降ったデジャブ 隙だらけのだらけきった格好で闊歩する通り雨の過ぎた 路上の水たまりを覗き込めばセンチメンタル オレンジが照り返すびしょびしょの土壌に立ち込めるスコールのペトリコール 上空の気象衛星を見上げては人知れず 黄昏る乱れ髪の低気圧少女の煩いの末期症状みたく 真っ赤に燃え盛る太陽は真っ逆さまさ 時計仕掛けの宵の帳がいよいよと閉じかければ プランターの月見草も仰ぐ大輪の開花 日めくりの1ページごとのエピローグは遠く空の彼方 天の川の川辺で焼いてしまえば秋の空の星になる
3.
[verse1 / Sagishi] 人間が進歩をした結果 『欠陥品が生まれました』 シンクに落ちる涸れた水音が 生理に響く雨の水曜日 生きてるのか、死んでるのか どちらも分からず浮いてるようで 『あなた』か「わたし」か人格は " 顔 "を出してはお気楽そうで 《皆んな辛いの》代弁したり 《お前だけじゃない》愛惜したり 内面を誇張して主張する 人の多さに一人自嘲 「わたしも同じか」同族嫌悪 羽目を外してバスケをしたら 洗って健康的に忘却 「いい子にしてれば また晴れるの?」 [hook] 辿る回顧録 過去の累層 夢に踊ろう 夏 気象予報 空が乾き 渇く心も 懐かしく思い馳せる 馳せる今 薫るペトリコール 揺れた陽炎 恋は青色 愛は赤色 雨が止めば 病める心も 夏の産声に消える 消える頃 [verse2 / HeadNho] 等間隔に並ぶ団地から ビデオ2で攪拌された フルカラーの世界 俯瞰する窓枠 雨降る前に地固まってたアスファルト 空が腫らす雲 孕む常套句の「晴れない心」 軒先に宿る傘を待つ子供 脅すパンザマスト 煙草屋の猫 投棄されてた不健全図書は 紙媒体の最期を知る でもNHKが濡れて帰るなら 自然崇拝も辞さない大人だ モノクロ写真になった外から 懐古が孵化した路地裏の匂い いま 街は生まれ変わろうとしていた 光を射した雲間 [hook] 辿る回顧録 過去の累層 夢に踊ろう 夏 気象予報 空が乾き 渇く心も 懐かしく思い馳せる 馳せる今 薫るペトリコール 揺れた陽炎 恋は青色 愛は赤色 雨が止めば 病める心も 夏の産声に消える 消える頃 [bridge] 滴る雨は頭を伝い 記憶の奥から流れてく 透過した河川敷の輪郭を撫でる 流動体のアクリル 受け止め/せめぎ/波立たせ 想いと海から離れてく 涙は揮発していた そんな気がした [hook] 辿る回顧録 過去の累層 夢に踊ろう 夏 気象予報 空が乾き 渇く心も 懐かしく思い馳せる 馳せる今 薫るペトリコール 揺れた陽炎 恋は青色 愛は赤色 雨が止めば 病める心も 夏の産声に消える 消える頃   辿る回顧録 過去の累層 夢に踊ろう 夏 気象予報 空が乾き 渇く心も 懐かしく思い馳せる 馳せる今 薫るペトリコール 揺れた陽炎 恋は青色 愛は赤色 雨が止めば 病める心も 夏の産声に消える 消える頃
4.
[hook : VY1]  俯瞰しよう 器官を産み落として  不感症な機械の目を通して―― [verse1 : 10代(音街ウナ)] 大きな名乗りのある東大の院卒 じゃあないが多くの船乗りを灯台に引率 この悪寒を頭に持つ給仕が謳歌するたまの休日 に弔事、俺は王冠の玉を持つ寵児 履歴書にマイメン、缶瓶並ぶ荘 で見る液晶――二枚目の甘美なラブソング "歯がゆい感覚はすれど恋は嵐"? するぜ日通い間隔でスレッドに故意の荒らし 皿を拝借してラップするかのよう 皿を拝借してラップするこの世 煮仕度に洗濯を担い、風呂を追焚き しかし二次オタクの選択にないフローを抱き 歌詞は段違いの強度で、つけられる訳注 分かる?団地街の狭道でつけられる薬中 パン屑こぼし、吸うんだろ鼻腔へ深く なあパン屑こぼし、すんだろ尾行へ不覚 家計のいくらを散らし、大枚をスる? お前は...かけなイクラを散らし、タイ米に酢 その"堪んない一寸"は仮ね、怠慢が素 俺は大麻を吸うのに借りねえ"タイマーの数" 結構!まるで高尚なドイツの弦楽 結構、まるで没交渉さ同一のゲンガー  イヤホンにサイコなサウンドと長大な洒落  いやホント最高? 賛同なら頂戴な謝礼 [hook : VY1]  俯瞰しよう 機関に身を賭してる  不感症な機械の目を通して―― [verse2 : 30代(Mew)] 判子押したいから湿った朱肉へ落とす 「犯行したい...」と湿った皮肉を落とす 構想は澄んで星が見える悠久の山頂 しかし高層に住んで、欲しくみえる有給で三兆 1階の受付にXLの心を見るが 一介は受け付けず、エクセルに試みる 週七日、マクロの神と打面をタイプ 居ないのか真っ黒な髪で"駄メンがタイプ" 婦女は籍をひとつ運ぶって...ベル薔薇の容姿 不浄の咳をひとつ、運ぶよビール腹で用紙 王子様の手を取りに行方は婚約活動? オジサマの手取りじゃ食えない蒟蒻が集う 奴ら関心ないんだ風呂間や精巣の温軟 やつれ、監視内で振る舞う"清楚な女" だからと雄の淫姦は目の敵? だから取る"押す印鑑みたいな目の形" 折れ、手を伸ばして弱音ごと吐く痰 俺に手を伸ばして弱音ことハクたん! モクモクと雨は止み、生き返る虹? 黙祷、アーメン...闇に奇怪な二次 つい、と下に勾配する貯金のケタ ツイートしたいから購買すんの直近の携帯?  物価と物欲を発破し衰退  ああ、部下をぶつよか...  そして何ひとつ変わらず今日は過ぎた  そして何ひとつ変わらず今日は過ぎた  ばりばり書いて  ぶりぶりこいて  ぼりぼり掻いて  びりびり悔いて [hook : VY1]  俯瞰しよう 期間を見落として  不感症な機械の目を通して―― [verse3 : 50代(Sachiko)] 記録の渓谷を勝手に針は完走し 黄色く警告:かつてのハリは乾燥 一生は轢死して光陰...ふむ、どうでもいい 一緒に歴史はこう韻踏む "同音でも意義" 懸念した若い罵声「親父のギャグは嫌い!」 経年と和解した場末じゃ野次とは逆のきらい  先公に怒り、廊下や校庭を走っては  閃光が起こり、老化の肯定にはしる
5.
今時ツインテールってマジ とは言わないA氏のけなげなミク えらい 伸びないアイドル 枯れたサイト しつこい作風 相も変わらず どこぞのキキセンも引くほど かわいい方のミクレペゼン 今更アイドルソングってマジ とは言わないテ氏の真面目なミク えらい こびないアイドル こりず毎度 しぶとい作風 愛は変わらず どこぞのキキセンも引くほど かわいい方のミクレペゼン こりないアイドル かんたんな解答 ポップかつタイトなボーカロイド こりないアイドル 淑女の態度 ポップかつタイトなボーカロイド こりないアイドル 力まずハイソ ポップかつタイトなボーカロイド こりないアイドル 理由は内緒 アカウントには鍵かっこつけて これ【初音ミク】レペゼン【オリジナル】 どこぞのキキセンも引くほど かわいい方のミクレペゼン
6.
ひがのぼって はながさいて あめがふって ひがくれて かぜがふいて はながちって いついつまでも 外へ出てみな Wikipediaに載っていないエリアに行ってみな Are you waking up? できない理由はズバッと発想 過剰 But モラトリアムと言う名の暗礁 じわじわと喰らっていく茹でガエル 腕試す前に夢絶える そしていずれ無へ還る 大事なものを守るためのはずが足枷となるために汗をかくだけの奴 相手する暇などあるわけもなく明日のために種を撒く 「ありのままでいい」って「今のままでいい」って言って依然 人生 理念 retain 縮小再生産 I say that 最低だ 代わり映えのないテーマ 楽園は妄想上の要塞 荒廃し面影はもう無い 黄金時代 sucks 戻りたいか? 代謝か退化か被害者か  おにがきた おにがきた  むらがやかれる  おにがきた おにがきた  おいだしな ひがのぼって はながさいて あめがふって ひがくれて かぜがふいて はながちって いついつまでも 僅かばかり先にそこに立ってたってだけで偉そうな奴 どうかな 超ださ それはきっと伝統じゃない 「現状維持ってEASY & 真理」って言い切って生きて市民権握るってirritating 過去は錆び付くモンだ 進めろスクロールバー バイバイ 怖いものはない You are a warrior 閉じた扉蹴って こじ開けて 勝利が決定 前例など無くていい 誰かの剥製にはならなくていい それはただの馴れ合い 己が前例になればいい ひがのぼって はながさいて あめがふって ひがくれて かぜがふいて はながちって いついつまでも
7.
カワルモノ、カワラヌモノ… 世の中諸行無常 人々の感情 混じり合う混濁 しあう忖度 成長 劣化 永久不滅 温故知新 停滞 進行 様々な想い交差する カオス、惑う 人類みなエゴイスト 数ある椅子を取り合う 「貴方に似合う」巧みな寝言が洗脳 開花は禁止orドライな花になれと先導 「最近どう?」と誘導尋問 してる目の奥は澱んでる 対象の移ろい、滞り胸の奥で喜んでる リアルは人の思念でどろどろ 「見合う」とエゴな至言が諸々 たくさんの人間共々の首を〆ている やあ かわいいかわいいヒヨコ 鶏になった食べちゃった 嫌いな嫌いな芋虫 蝶になる前潰しちゃった 綺麗な綺麗な花束 お水をあげずに枯れちゃった 優しい優しいお伽話 つまらないから悲劇に変えちゃった 元気な元気な子犬 育ってひとにあげちゃった 優雅な優雅な金魚 金になるから売っちゃった おいしいおいしいおやつ 味が変わらず飽きちゃった 醜い醜いアヒル 白鳥だと知って獲っちゃった 祈りと呪いは紙一重 その願いはかの人へ ぐにゃぐにゃ歪んで纏わりつく 謳う「貴方の幸せ」 それは一体誰のため? 薄暗い先の未来 だから願う他人に期待 された成れの果て吸う気体CO 太古の昔から変わりゆく文明 きっとこの世は変わらない情景
8.
空には太陽 流れゆく雲 夕日が沈むと 消える街並み 静かな湖 映る満月 キミしか知らない 美しい星 明日雨のち晴れ 今は止まない雨 神様は気まぐれ 雨の中おでかけ 誰もが誰かを 求めて生きる 時計を止めても 川は流れる 移ろう季節に キミはとまどう 出会いと別れを 繰り返してる 空には太陽 流れゆく雲 夕日が沈むと 消える街並み 静かな湖 映る満月 キミしか知らない 美しい星 空には太陽 流れゆく雲 夕日が沈むと 消える街並み 静かな湖 映る満月 誰もが知らない 美しい星
9.
都市の微熱wavy 眩暈誘うrainy neon sign 変に酔いが回る0時 醒める意識 精神 夢の続きpay me 失くす記憶 演技しても見抜かれるshit 少し寒い夜風 白い肌を撫でて 静かに揺れてるcurtain このまま何処かへ 今日まで変われないまま 踊り明かしてるlazy day 更新されないOS jpg motel そこで待ってる hollow このままhollow 続けてhollow 変わらないもの 探してhollow 心もhollow 満たせずhollow 均質の日々 その繰り返し 不変の真理 違法所持winny 流されている cassette tape 遍満していく 不可触のwav また追い抜かれて見送る背に 心を摩擦させてる癖に 停滞を選んで人の所為にするから 夜は加速するmaybe 転生するcity engineの騒ぎ 三日月 ただ気楽に漂いたいだけ 空白に澱む瞳は hollow このままhollow 続けてhollow 変わらないもの 探してhollow 心もhollow 満たせずhollow 昨日の事 明日の事 忘れて放浪して終わる今日も 未来の創造 その茫洋の果てすらhollow
10.
ショットガンパーティ甘美な狂気 至近距離撃たれ失う正気 舐めてかかってもガツンとやられる 一分過ぎたら真顔になってる 空気が読めない異端分子に お決まりの天才達は沈黙 ​これは気の利いたジョークじゃない 気付いた時のショックやばい 白と黒の奇跡を習得 赤目の魔術師はすでに中毒 歌を歌うなら路地裏を好む どこか穢れてる方が素敵さ 美しいもの、醜いもの 偏見固定観念を捨てる 更新する君のプレイリスト 顕現する人類悪ビースト [hook] 意識の底を確認する 未だ燻ることなく消えることなく 燃え続けるキャンプファイア 手をかざしその熱を確かめる デスクトップ熱帯びた教会 埋まらない君と私の境界 未知なる何か創り出す祈り いつだって最後キメるときは独り ​ デイドリームジャンキー隠し持つこの曲 人には言えない秘密を抱える 夜が来たらこの曲をかける 深夜にかかる虹の上を泳ぐ 信じてたものに疑問を抱く 禁忌と秘匿のカルトクラブ 思ってたのと違う展開 自分を裏切り開く世界 意識するのは君との距離 疑心暗鬼不確かな恋 目眩と吐き気をもよおすロマン 今夜は少し狂い踊ろう 自慢と嫉妬のオーバーグラウンド 卑下と嘲笑のアンダーグラウンド 人間らしさ渦巻くるつぼ 眠れない夜は続くどこまでも [hook] 意識の底を確認する 未だ燻ることなく消えることなく 燃え続けるキャンプファイア 手をかざしその熱を確かめる デスクトップ熱帯びた教会 埋まらない君と私の境界 未知なる何か創り出す祈り いつだって最後キメるときは独り
11.
十五夜 夜の鐘 静かに響く雨 川のせせらぎ 反射する日差し 目まぐるしい メディアの偶像 虚像すらかけがえない変わりない この日々の情景がいつかは 見えなく ああ 嘆かわしくも この感情の記憶すら虚無の彼方 サンライト 照らす 凍てつく世界を溶かす 母なる太陽 放射線上  砕けたモルタル 朽ちた廃墟にさす 木漏れ日の残響  それはどこか懐かしい愛おしい夢の中 幻想の彼方 のような感覚研ぎ澄まし 息を殺し よお 流れに逆らう力すらなく 散りゆく落葉樹のごとく いまだ消えぬ蝋燭 未だ癒えぬ心 巡る季節は加速 宇宙の法則 君に課せられた善をなす時 今がその時 この身に刻むとき 四季折々の残光が色鮮やかに 歳月の残響が夢浅はかに 進むべき道己の中に 川のせせらぎは静かに 穏やかに さ迷う郷愁の風が吹く悠久 老朽化したビルの片隅に木漏れ日 暖かく迎え入れる何かのように 遠い日の思い出に通じるかのように 脳裏によぎる子供の遊び声 網膜に突き刺さる日差し眩しく 哀しく も有限なる時を知らせる夕暮れ暁 凍てつく道標はいずれ錆びつき  行く道すら示すことを忘却 最弱 否弱き時こそ強いのだと  古の書記に記された言葉 お構いなしに騒ぐ夜の酒場 かえることのない命眠るは墓場 静寂した人気の無い広場  その情景が光景が愛おしくも人の孤独を投影 虚飾の幻影 すらもかけがえのない蜃気楼 夢物語の陽炎 黄金なる平凡の日常 雷鳴鳴り響く上空非日常 ありがとうと呟く人間の本性 感傷 的な夜の外灯が照らす名も無き草花  神が造りし生命の造形 が表現する自由の尊厳
12.
[intro] この先どうする 今なにができる [hook1] ×2 生活に追われてくすんでいくセンス 苦節何年経って定まらないスタンス 目の前のことをひとつひとつこなして すぐに日が暮れてまた明日 [verse1] 思い返すことが増えてきた 今を生き日々意識する感情の方向 毎朝つきまとう焦燥と不安を 始めに書き綴る1verseはここから 学校はいつもつらい場所だった 繰り返す労働もどこか虚しいんだ あの時その時々にあった問いに 意気揚々と挑んだ友達なら今日も 両立している業務とプライベート 既に開いていた差と今のこの暗い現状 唯一誇れる音楽でさえ 同じフィールドの優秀な人の背は遠い only one以上に大切か数字 興味引くようにひけらかす病気 こんな月曜日 目を落とすホームに 何年先もずっと同じならもういい? ハッと我に返った日の思いの丈を 託していくrap 吐く毒 昇華していくライフハック I wonder if you know, how they live in Tokyo こんな奴隷みたいな鮨詰め 朝の光景を もう未だ嘘みたいに思う憂いの波を 乗りこなして掴み取ったはした金と 消えるまであと秒読みの情熱をはたいて 笑って泣いて吸って吐いて絞り出す音楽 貧困の心と生活のループ 譲れないものまで少しずつ捨てる それでも残った体で行ける 君にまだ伝えられるこのgroove 掴んだチャンスここでモノにしていく 音楽に我を失えるうちに 明日死ぬとき 惨めさと泣くくらいなら 何度でも起きて歩いて転ぶ [hook2]×2 生活に追われて腐っていられない 苦節何年経って終わりじゃないmy life 目の前のことをひとつひとつこなして 今できることをする明日 明後日 [verse2] かけがえのない自分 生き続けるオリジナル 背伸びしたって仕方ないな 内向的なこのrapいつだって 今できることをやるしかないんだ これが今できるhip-hop 自分のbeatの上で遊ぶ踊る 出口の見えないこの日々を進む work繰り返しているon&on&on&on 大切なプライドを切り崩し食べる 今あるタスクを処理してその場 しのいでまた疲れが取れない体 ヘイター恐れて振る舞うヘラヘラ 少しずつ自分を裏切って選んだ 時間が言葉が逃げ道を絶っていく 焦っていく腐っていく笑えなくなっていく 今更やめようと思えないこの音楽 朝が来る 顔を洗う シャツを着て背筋を伸ばす 簡単なことがうまくいかない それを売りにするほどの根性もない 貧困世代?どうしようもない? 行動次第 時代のせいしていく 書くlyricもうしない そう自分自身の尊厳を守ること Hi-Fiな時代を生き抜くclassical hip-hop rapから教わったこのstyle 確かに受け取った精神性 を形に出来るうちに返していくだけ 少しずつ磨いていくスニーカーとスキル 月曜の朝が来ても生きる 月曜の朝が来ても生きる live a life you will remember [hook2]×2 生活に追われて腐っていられない 苦節何年経って終わりじゃないmy life 目の前のことをひとつひとつこなして 今できることをする明日 明後日 [outro] 何年経って生き足りないlife 何年経って生き足りないlife 何年経って生き足りないlife 何年経って終わりじゃないmy life
13.
[verse] コンニチワ I'm Digital GEISHA from Underground JAPAN. KOHHだけではないJapanese Rapper CheckしてよFrank Ocean Long time ago 極東NIPPON はるばる伝来したHipHop ジメジメした列島の気候 HARAKIRI, MOE, LOLI-CON Rapは地下に潜り奇形化 HIROSHIMA, NAGASAKIの原爆 この音楽めっちゃdanger 野蛮な HENTAI Asian お茶の間ではブギーバック その頃路地裏のWudidong 噴火の日待つFUJI山 やがて怪物を生み出す [hook] NIPPON列島 辺境 奥地 Hello外人サン 合うか お口 MIKUHOP LP3 保守派は敵視 can't stop Metamorphosis 吐き気催す多様性 [verse] 産まれた2000年代 私がMiku Hatsuneだ Invisible Singer,Modern NINJA 伊賀 甲賀 いや CRYPTON FUTURE MEDIA ニコニコ動画 隔離された空間 繰り返される交配 繰り返される交配 新種 珍種 増大 増大 時は経ち2018 SADAKOのように這いだし 終わりだ すみっこぐらし かなり迷惑Dispatch あのBrothersよりもHigher あのTrioよりもCulture ブギーバックで未だ盛り上がる民 さよオナラ お先 [hook] NIPPON列島 辺境 奥地 Hello外人サン 合うか お口 MIKUHOP LP3 保守派は敵視 can't stop Metamorphosis 吐き気催す多様性
14.
まるで夢のような 満開の火花の下で 祭りばやしがきこえたとしたら そこは折しも夏の夜 風が凪いだ刹那 神様がくれた合図 髪を切ってきた可愛いきみが 奇跡を信じるのなら ほら目を綴じて Baby それはきっと魔法さ 甘くて融けそうな夜がはじまる ほら口を綴じて Baby それを愛というのだ 静かで切ない夜がはじまる 翼がみえたよ むかし空にいた頃の 楽園から落ちてきた天使に こんなに恋してるのさ ほら目を綴じて Baby それはきっと魔法さ 甘くて融けそうな夜がはじまる 嗚呼もう一度 Baby 確かめよう愛を 取り返しつかない夜がはじまる
15.
Stay right where you are Stay with me Stay right where you are I’m here 僕たちの未来は、すでに閉ざされた闇の中 君が望む明日は、昨日と同じ届かない 僕たちは未来を、夢みる事も許されず 君が見る明日は、ひたすら繰り返すだけの夢 ゆらめく影の中で探した 鳴り止まない不快な雑音(ノイズ)の中に埋もれた 本当の自分は、暗い暗いとこに置いたまま 深い深い海の底から 遠い遠い宇宙を見上げた 深い深い心の闇を 遠い遠い君の処へ もう何処へも行けないよ いつだって 偽って もうそこから逃れられないよ 今だって 居座って ノイズの中に埋もれた 真実も 偽りも もうどうでもいい事だらけの 茶番劇  絵空事
16.
不満なんてない 家族もいるし 仕事探して駆け回ったりもしてないし ご飯はよく噛んで美味しく食べていることもできるし 今朝見たニュースが自分の手足引きちぎることもないし それだけさ それだけさ STEP UP夢見て始めた音楽はたどり着く場所もない Rock Show語ってた若気の至り今は見る影もない そりゃそうだって分かってんだって知ってるんだって 苦しい キモい この感情どこに埋めて捨てて リアルに気づかれないよう成仏させてやろうか 歯は磨いてる シャンプーもした ぶらっと電車に乗ってみて老人に席を譲れるような大人になった 特に不満もない でもこの不満はなんだ 世界に一人ぼけっと突っ立っているだけのこの不満はなんだ 誰か教えてくれなんて言ったら宗教のやつが飛んできちゃいそうだし うざいオヤジだとバカにされて傷つくだけだろうし テキストエディットに徒然に書いていくだけでおしまいの不満なのさ きっとちっぽけな不満なのさ
17.
[GUMI] 忙しない夜が通り過ぎた 朝は涙を流してくれた 増えた想いの分だけ すれ違っても重なりそうだね この世界の果てまで歩いてこう 涙乾くまで Sunny day,Ranny day,Cloudでも ほら 背中を押す風  [MIKU] Sun goesからSun rise 朝にバンザイ 照らすDaylight より軽快に いつもよりハイになれば届くかも キミの正解に 一生分の愛と友情 両手に抱え そこに行くよ 声を枯らせ そのままで 君のままで まだここで [LUKA] あまりに多くの傷で ごった返し見失っていても 咲かせよう あなたの素敵なその色 その花を見てみたいな くだらないと笑ってる その夢を私は信じてる もう少しそばにいるから 聞かせてくれるかな?君の言葉 [RIN] 半透明みたいなもんだ ギラギラしてた太陽もファラ 今では暖かく 輝く 優しく 瞬く 窓際で言えるサンキュー ありがとうもサヨナラも一緒 思いやりをぶつけるよ一生 さらけ出した全部もホント 巻き込んで笑ってくよ もっと [hook] どこまでもいつまでも一緒 あの黄金を探しに行こう どこまでもいつまでも一生 あの砂をかきわけてこう [GUMI] でも そこにもたらした愛を 奏でた無数の間違いを 大きく空いた穴 埋めるにはもうちょっとはかかるかな [RIN] 頭上にほら七色の虹 気がついたらあたりは午後二時 また雑踏 入り組んだあの道 ドノミチ 帰る僕らの秘密基地 [MIKU] 描いてた理想はとっくにもう どこか飛んでいった遠くの方 大声の衝動も相当 吸い込まれたアスファルト [LUKA] 傷だらけでも夢見る明日 絶望でも君が光を射した Time goes on 最高を 夜を焦がした眩しい太陽と [hook] どこまでもいつまでも一緒 あの黄金を探しに行こう どこまでもいつまでも一生 あの砂をかきわけてこう If you can't see your green paradice. If you are painful, Let me your song.

about

VOCALOIDやUTAUなどの合成音声ソフトを用いたヒップホップミュージックを収録したコンピレーションの第三弾です。前作から参加して頂いたコンポ―ザーに加えて、近年ボーカロイドなどでヒップホップミュージックを発表されている方にも多く参加して頂きました。ヒップホップの新たな領域を切り開いていく意欲作です。

credits

released July 16, 2018

Composer:
マグロジュース/mayrock/Sagishi/HeadNho/Tachibuana/anomimi/
でんの子P/コボレン/MSS Sound System/逆子/ゲレスナ/やながみゆき/
松傘/平田義久/room/空海月/Torero
Mastering : 磯田和宏(Astroglia)
Artwork : 中川一
Executive Producer : しま

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