jailbird

from SPIRAL by amahisa

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lyrics


雨の日はガラガラ、雪の日はバラバラ
歩いてく旅人の思い人は彼方か
外の景色まるで悲しきペトリコール舞う葬式
アルミサッシの中から伺う様式
言葉連ね重ね重ねお悔やみを申し上げている
格子かけている窓ガラスの向こう側に対して
大して、気に掛けている訳ではないけれど
この世界の行く末には少しだけ興味がある

地面が揺れた時人間の存在が揺さぶられた嘯かれた安全
欺かれた信頼、括られた絆、握られた手綱、今更気付いたここは地獄ですか
微かに残る放熱、でもこの景色はまるでアイスバーン
熱量が足りない、繋ぐ両手は道連れの合図だ
命を、燃やしても暖かくならないんだ

奇妙な事を考える奴もいるらしい
宇宙に人類と植物の種をばら撒くとの事だ
もうそんな事に頷くしか無いんだこの世界は
ゆっくりとうつむくひまわりはもう咲かないというのに



禁じられた惑星いやトリフィドの日、またはパラノイア
インジケータ示す砂時計か?その先は帰路の旅か?見えないな
帰る場所なんて無い、ここで生きていくんだ死んでくんだシンガロング一蓮托生
一年経つと空は大分曇ったみたいだな
晴れた空は盲目の信者だけがくっきりと見えているらしい
信じる心は人を救うんだな
この檻の隙間からは良く見えるんだ

当たらない陽射し
浄化しない魂
さびしい、まだ与えられぬ審判への赦し
この罪は誰に償えば良いんだ?
更生も後世が無ければ到底意味のない行程
装丁されないこの人生が
意外と人類の証明になったりするかもな

credits

from SPIRAL, released September 20, 2017

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