溶​け​た​宝​石​、​砂​糖​、​蝋​燭​が​垂​れ​る

from 宝石 by amahisa

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lyrics

見えているつもりになって
可能性を敷き詰めて
踏み場なんかないじゃないか
ただ眺めて空想を食い散らかして
溶けた宝石、砂糖、蝋燭が垂れる

時計の針ばかり気になって
失う事を恐れて
どうしてそんなに怯えているのだろう
ただ妄想の世界に逃げ込んで、隠れて
溶けた宝石、砂糖、蝋燭が垂れる

君が救ってくれるんだって
君が巣食っているんだって

溶けた宝石、砂糖、蝋燭が垂れる

ほらどこにも行き場なんか無いじゃないか
君はただ彷徨って苦しんで憎んで
溶けた宝石、砂糖、蝋燭が垂れる
いつか誰か救ってくれるんだって
いつも誰か救ってくれるって
可能性を捨て切れなくて
溶けた宝石、砂糖、蝋燭が垂れる
行き場なんかないじゃないか
逃げ場なんて、どこにも
生きる場所なんて、どこにも
ただゆっくりと、眠っていたいだけなのに

溶けた宝石、砂糖、蝋燭が垂れる

不思議だったんだ
いつか誰かの夢になるって
目を輝かして話す君が
僕には理解ができなくて
僕の手にした宝石が
ただの石ころだったんだ
憧れている自分が許せなくて
それでもまだ君が巣食っているんだ
ただゆっくりと、眠っていたいだけなのに

そうして君は傷ついて
彷徨って苦しんで憎んで
甘い言葉を垂らす僕を拒絶して
後少しで燃え尽きてしまうとしても
いつも誰かを救っているんだって
いつか僕すら救ってしまうんだって
君の事が何も分からなかった
君が巣食っているんだ
僕はただ、君と眠っていたいだけなのに

credits

from 宝石, released November 23, 2019

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